汚れた部屋を片付けたいけど、どこから片付けるか?わからない。
自分の部屋がゴミ屋敷になってしまい、やる気を出して掃除しようと思っても、ゴミが多すぎて、どこから手をつけて捨てていいか分からなくなってしまう。
数多くの片付けられない方の汚部屋の処分を行ってきたさいたま市内の専門業者が「どこから」進めていったらいいのか、プロが行う処分方法、片付けるコツを解説します。
どこから汚部屋を片付ける?進まない4つの訳
膨大なゴミを目の前にして、部屋の片付けが進まないのには、2つの理由が主にあります。
1つは、「どこから片付ける、分からない」。
2つ目は、「何がどこにあるのか、分からないので着手できない」からです。
これらの2つの問題について、次の事例を通じて詳しくご説明していきます。
1.どこから手をつけていいか分からない?
「どこから手をつけていいか分からない?」という状況は、片付けに取り掛かる前に必ず訪れます。
特に、ゴミ屋敷のように大量のゴミや散乱した物を片付ける場合、どこから始めていいか迷ってしまうことがあります。
ただ、状況を放置しておくと、ゴミがますます増え圧迫感を持つようになります。
そこで、部屋を片付ける前には、まずどこから手をつけるかを決める必要があります。
確かに、難しいことも事実です。例えば、仕事でゴミの出しの日に間に合わなかったり、ペットボトルや雑誌、洋服などの資源ごみの出し方がわからない場合も、着手が進まない原因になります。
ただ、部屋を明け渡す場合や、管理会社から業者が点検にくる場合は、緊急性があるので、直ぐに汚れた状態の部屋を片付ける必要があります。
一方、緊急性がない場合は、問題解決に時間がかかることを覚悟しなければなりません。
しかし、「ゴミがどんどん増えていく」現状を考えると、それも避けられません。
そのため、最初に最も目立つものから片付けを始めてみることをおすすめします。
2.時間がない:忙しい日常との戦い
時間不足は、ゴミ屋敷の状態から脱出できない大きな理由の一つです。
多くの人は、仕事、家庭の責任、社会的な義務などで日々のスケジュールがいっぱいで、片付けに必要な作業の時間を確保するのが大変です。特に、長期間にわたり物が積み重なっている場合、片付けは一朝一夕にはできない大仕事になります。
時間を見つけては片付けを試みるものの、結局は会社他の緊急な事務や家庭の事情が優先され、片付けは後回しにされがちです。このサイクルが続くと、ゴミ屋敷の状況はさらに悪化し、圧倒的な量のゴミに対処するのがさらに難しくなります。
3.何がどこにあるか分からないので大変..
片付けが進まない理由の3つ目は、ゴミによって床が見えず、必要なものと不要なものを確認したくても区別が難しいことです。
この状態では、「何がどこにあるのかわからず」、大切な物がゴミに紛れてしまっていることもあります。
そのため、片付けを始めたいと思っても、どのように進めて良いのか迷ってしまうことが多いです。
このような場合には、まずは床を片付けることが大切です。床が見える状態にすることで、どの物がどこにあるかが分かりやすくなります。
ただし、足の踏み場がなかったり、片付けようとしても、ゴミの上で足を滑らせてしまうような状態の場合には、業者に依頼するのも選択の1つです。
4.片付けられない心理: 愛着と決断の狭間で
また、意外と多いのは、愛着から物を捨てられないケースです。趣味のコレクター品や通販などで購入した品々に、人は高いな価値を見出し、それらを手放すことに大きな抵抗を感じるからです。
例えば、長年収集した趣味のアイテム・本など、単なる物以上の意味を持ち、その人の思い出が詰まっているからです。
同様に、買い物で購入した商品も、満足感から手に入れたものが多いので、それらを捨てることは、その感情や記憶を失うことに繋がると感じられるかもしれません。
ただ、愛着が原因で物を捨てられないことは、ゴミ屋敷を形成する主要な要因の一つです。部屋のスペースは限られているので、新しく物を購入するたびに、既存のスペースはさらに圧迫されるからです。時間が経つにつれ、物は部屋を埋め尽くし、最終的には動くスペースさえも奪うことが多いです。
汚部屋のゴミを捨てられた後の心境とは?
「どこから手をつけたらいいのか?」皆さん考えます。その前に、ゴミを捨てられた後の部屋をイメージしてみてください。
その理由は、長い間手をつけれなかった状態が続いていたので、汚れた部屋が片付いた後をイメージするとモチベーションがあがることが多いからです。
そして、部屋のゴミがなくなると、
・気兼ねなく知人・身内を部屋に呼ぶことができる
・汚れが目立つ前に掃除がしやすくなる
・自分の持ち物がどこにあるのか探しやすくなる
・汚部屋状態が解決すると見えないストレスから解放される
・何とかしなければいけないと思っていた焦りや不安が解消される
・自宅でくつろげるようになるなど良いことがたくさん起こります。
まずは「どこから」よりも、「何からに」着目
前にお伝えしたように、部屋を片付ける前に「どこから手をつけるか」を決めることは重要ですが、ただ、実際には「何から片付けるか」という点がもっと重要になります。
今回は、その順番について詳しくご説明します。
目の前に膨大なゴミがあると、「どこから」始めるか判断に迷うことがあります。
ただ、プロの片付け業者は「何から」片付けを開始するかに着目します。
特に、床が見えないほど散乱している状況では、どの分類から手を付けるかを決めることが最初のステップとなります。
そして、同じ種類のゴミを一緒に片付けることで、整理のプロセスが明確かつ効率的になります。
ゴミが大量な場合には、ペットボトル・雑誌・衣類などが多く存在します。
ペットボトルの量が増えると、部屋の汚れが目立つようになり、結果的に片付けられなくなることがあります。
「そのため、自力で始める際には、まずペットボトルから始めるのが最良の選択です。」
何から片付けるかは、目に見える物が対象です!
ここで1つご注意して頂きたことは「ペットボトル・雑誌」等、物の優先に考える際には、目に見える範囲の物を片付けるようにしてください。
床にもぐっている状況の「ペットボトル」等を引っ張り出すことは難しいので、ゴミの上にあって、直ぐに片付けられそうな物に限定してください。
(※ 今まで手をつけられなかったゴミがなくなると、意外と「あなたにとって愛着がある大切な物」が見つかることがあります。また、これまで部屋の散乱によって解決できなかった問題に対して、新たな解決策が見つかることもあります。)
汚部屋の片付け方、その後「どこから」に着目
「何から片付けるか」を決めた後は、次に「どこから手をつけるか」を考えましょう。
部屋が散らかっている場合、小規模なエリアから始めると効果的です。
部屋の大きさや形に関係なく、限定された範囲から整理を開始することをお勧めします。
例えば、家の玄関やトイレなど、特定の小さなスペースから片付けを始めると良いでしょう。
床が見えないほど散らかっている状況では、「どこから手をつけたらいいのか?」と迷うこともあります。
ただ、一部のエリアから始めることで、部屋全体が少しずつスッキリ整理され、片付けへのモチベーションが高まります。
特に長期間片付けていない場合、小さなエリアから整理を始めることが大切です。
この初めの一歩が、全体の片付けへの道筋をつくるからです。
部屋片付けの手順、プロの業者は玄関から
「業者はどこから片付けるか?」①でお伝えした「何から」片付けるかイメージした後に、プロは必ず玄関から着手します。
実際に、プロの業者は汚部屋の片付けを玄関から開始します。これには複数のメリットと理由があります。
まず、玄関は家の入口なので、作業に必要な道具や材料を運び込む際の出入口としても機能します。玄関が整理された状態になることで、作業の流れがスムーズになり、その後の片付け作業の順番も捗ります。
さらに、玄関を片付けることで、汚部屋の印象が改善され、作業へのモチベーションが高まります。
そのため、玄関の靴や傘、配達物などを整理し、必要ないものを片付けます。
この手順は、自宅で片付けを行う際の参考にもなります。自力で片付ける場合でも、玄関から始めることで、作業全体の流れを良くし、次第に他のエリアに移る際の障害物を減らすことができます。
玄関を整えることで、その後の部屋片付け作業がより取り組みやすくなり、全体の進行が促進からです。
次にプロの業者は、掃き掃除を行いながらゴミを搬出
そして、私たち業者は「散らかっている状態の玄関から片付けた後に、床が見えた場所を掃除して、奥の方に進んでいきます。その理由は、
① 足元及びゴミを搬出する「部屋から外にゴミをだす、動線を確保するため」
(※ 必ず足元にあるゴミを意識して、片付けます。)
② 玄関のモノが無くなりスペースが出来てくると、ゴミを片付けるスピードがあがる。
③ 床が見えてくると「片付いている実感」が業者でも感じる。
その後は、どんどんと奥に進んで片付け、並行して掃除していきます。
並行して掃き掃除を行うのは、足元に細かいゴミがあると滑ったり・ときにはガラスの破片などがあって危険なことがあるからです。
どこから片付けるかは、床にあるモノから
自力で行う際には「下から上を片付けることが基本です」
① まずは床のモノを片付けて、足元にあるものを捨てる
↓
② 床が片付いてから、机・テーブル・こたつなどの上のモノを片付ける
↓
③ それらが終わってから「最後に」箪笥・本棚にあるモノを捨てる
これが、基本です。自力で行う場合には①からの手順を忘れずに着手してください。
片付いた部屋がリバウンドしないために
1.物の収納場所: 目に見える使いやすい場所に収納し、使い終わったら元の場所に戻すようにする。床に置く習慣は、片付いた後には避けてください。
2.収納スペースを確保:収納スペースが少ないと床に置くことがあってリバウンドの可能性がないとは言い切れません。
もし、収納スペースが少なければ、プラスチック製の収納ボックスなども活用して、部屋が散らからないようにしてください。
3.散らかりやすいのは、モノが多すぎることが多いです。
片付けた後は、自分が本当に必要としているものだけを残して、不要なモノは捨てることを心がけてください。
まとめ:汚れ部屋が片付いた後に起こること
ゴミの問題が解決すると生活環境が改善されるので、今まで抱えていた目に見えなかったストレスがなくなり、新たな可能性が開かれます。
そして、新たなステージに向かうきっかけとなるので、本当に嬉しい気持ちになっていることは間違いありません。
少しでも、一歩でも、部屋の状況が改善されることを願っています。
▼ ブログを書いた店長です。
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私たちジョイサービス埼玉中央店のサービスの特徴を紹介します。
・お客様のお悩みに応じた柔軟なサービスをご提供
・お部屋で面倒なゴミの分別の手間をスタッフが行います。
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